文化財保存修理事業
宮司挨拶
平成23年6月20日に本殿・申殿・拝殿・楼門・東宝殿・西宝殿・東回廊・西回廊・西門・南大門(附・宝蔵、八王子社)が国指定重要文化財に指定されました。南大門の側には国の天然記念物の大楠が聳え立ち、樹齢は3千年とも言われ、平成元年の環境庁巨木調査では全国第7位となりました。このように社殿群が造る景観は再建当時の姿をよく残しており、誠に圧巻であります。また宝物殿には、国指定重要文化財や県指定重要文化財の宝物が数多く収められています。このような貴重な文化遺産を後世に正しく伝えることは、私たちの大きな責務であります。
柞原八幡宮がより望ましい姿で保存活用出来るように尚一層努力してまいる所存であります。
国指定重要文化財
保存修理奉賛会
設立趣意書
当宮の御本殿は、嘉永3(1850)年再建されており、160余年を経て、今日に至りましたが、御本殿など建物に老朽化が見られ、殊に御本殿は劣化が顕著で、早急な保存修理を余儀なくされております。 そこで、これら社殿群の文化財としての価値を見定めるべく、平成19年2月に文化財調査委員会を発足、本格的な調査を実施し、平成22年3月に大分県の重要文化財の指定を受け、直ちに国の文化財への指定申請を行い、平成23年6月に、本殿等10棟が国の重要文化財に指定され、これを機に文化庁の指導のもと、保存修理を行うこととなりました。 つきましては、御祭神の八幡大神の御神縁により、御敬神の念篤い皆様方には、何卒趣旨に御賛同を賜り、格別の思し召しを以て、御浄財の御奉賛を賜りますようお願い申し上げる次第です。
平成23年12月吉日
事業内容
第一期事業
(本殿)嘉永 3 年(1850)/木造切妻造銅板葺/解体修理
(東本殿)宝暦 7(1757)/木造切妻造銅板葺/解体修理
(西本殿)宝暦 7(1757)/木造切妻造銅板葺/解体修理
(附・宝蔵)江戸後期/木造切妻造桟瓦葺/半解体修理
(附・八王子社)明和 7 年(1770)/木造切妻造銅板葺/屋根葺替・部分修理
第二期事業
(申殿)宝暦 2 年(1752) /木造切妻造銅板葺
(拝殿)江戸後期 /木造切妻造銅板葺
(楼門)宝暦 10 年(1760) /木造入母屋造銅板葺
(東回廊)寛政 10 年(1798)/木造切妻造桟瓦葺
(西回廊)寛政 10 年(1798)/木造切妻造桟瓦葺
(西門)江戸末期 /木造切妻造銅板葺
(南大門)明治 3 年(1870)/木造入母屋造銅板葺
その他
社務所・斎館・参集殿の改築 (済:平成 28 年竣工) 境内の整備等
○総事業費 約20億円
○浄財募金目標額 3億円
○御奉賛依頼額 一口 壱万円(高額は分割可能)
○御申込み
1.郵便局 01740-1-54522 柞原八幡宮社殿保存修理奉賛会
2.大分銀行西支店(普)5138876 柞原八幡宮 宮司 安東富士雄
3.大分信用金庫 西大分支店(普)1053685
御奉賛に対する御待遇
会員種別 | 奉賛金額 | 奉祝行事御案内 | 感謝状贈呈 | 記念品・芳名保存 |
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特別名誉会員 | 1千万円以上 | 〇 | 〇 | 参道玉垣(刻名)・大柱+小柱(組合せ) |
名誉会員 | 5千万円以上 | 〇 | 〇 | 参道玉垣(刻名)・大柱+小柱(組合せ) |
特別有功会員 | 3百万円以上 | 〇 | 〇 | 参道玉垣(刻名)・大柱+小柱(組合せ) |
有功会員 | 百万円以上 | 〇 | 〇 | 参道玉垣(刻名)・大柱+小柱(組合せ) |
特別正会員 | 50万円以上 | 〇 | 〇 | 参道玉垣(刻名)・大柱 |
正会員 | 25万円以上 | 〇 | 〇 | 参道玉垣(刻名)・小柱 |
維持会員 | 10万円以上 | 〇 | 利休皿+万寿盆 | |
賛助会員 | 5万円以上 | 万寿盆 | ||
普通会員 | 1万円 | 利休皿 |
柞原八幡宮 保存修理 奉賛会
柞原八幡宮 国指定重要文化財 保存修理奉賛会
〒 870-0808 大分市大字八幡987番地 柞原八幡宮内
TEL 097-534-0065 FAX 097-536-2475